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母のこと
2015年1月7日

今日は昨日約束したチーズケーキを買ってのんびり病院に向かう予定だった。

しかし、朝早く父から連絡があり、母の体調が良くない事を伝えられる。

昨夜、せん妄による意識錯乱があったようで
今まで聞いた事のない言葉使いで投げやりになっていると言う。

痰も酷く、食事も誤飲防止の為、
中止との事を後に聞く。


早急に病院に向かいたかったが、
約束したチーズケーキを
どうしても持っていきたくて
10時の開店を待ち、急いで病院へ向かった。

母はただただ息苦しそうで、
いつもの「来たよ」の言葉にも
無表情で頷くだけの反応だった。
喉がゴロゴロと鳴り
こちらも苦しくなるような変な音がしていた。

チーズケーキを買ってきたよ、
と箱を見せるも小さく頷くだけ。
水分をとるのが精いっぱいのようで、
水分さえも自ら欲しがる事はなかった。

昼食の時間、いつものように食前の薬もなく、
食事も運びこまれる事はなかった。


父とせっかくだからと、チーズケーキを食べる事にし
持ってきたお皿に3種類のチーズを乗せて
母に少し食べる?
どれがいい?と聞くと、
指をスライドさせ「全部」と言った。

私が差し入れたものは、
いつも気をつかって食べてくれるから
きっと食べたくはないんだけど、母の優しさだろう。
3種類をほんの少しずつ、
フォークの上に乗せて母の口に運びました。

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水に流し込むように、ほんの少しだけだったけど
母の大好物のチーズケーキが食べられて良かった。

その後は、寝たきりで息苦しさと全身の倦怠感、
ただ静かに痛みと戦っていた。

痰の吸入処置では、叫びながら抵抗した。
必死に私の腕や手を掴み、怯えていました。
涙を流して痛がり、怖がっている母を見ているのは辛く心が折れそうでした。

その後も話ができる状態ではなく
ただ苦しそうに肩で息をしながら
寝たきりだった。

ふと目が覚めた母に
「何もできなくてごめんね。」
と泣きながらいうと

母の目はパッと開き
「そんな事二度と言っちゃダメだよ。
これは順番。
○○○もいつか娘にそんな思いをさせるんだから。
ままは大丈夫・・・」
そう言ってスーと眠りに入っていきました。

ほとんどは幻覚とせん妄状態であるのに…
母の優しさと強さ。
本当に大きくあたたい嘘のような瞬間でした。

今日は母の苦しむ姿に幾度か涙がとまりませんでした。
そんな姿を察したのでしょうか
「泣くなよー」と一言声をかけられました。




私の涙腺はまるで壊れてしまったかのように、
コントロールできません・・・

主治医の話にとると、
病巣である右肺はしぼみ既に機能していないそうです。
弱った左肺で頑張っているんですね。
酸素吸入値も「9」に上がりました。
肝機能も低下してるのかな、ほとんど尿も出ていません。


いつものように「帰るね、明日また来るね」というと
少し目を開け苦しそうに「うん」と頷き
入院して以来初めてハイタッチをせず病室を後にしました。



20時 面会時間終了時、
父から帰るコールが必ず入るのに
今日は21時過ぎの電話。

帰る寸前に呼吸ができなくなり、パニックに陥り
いろいろと処置をして貰っていたとの事。
またパニックになり、心細くなったらいけないから
今日は父が付き添うそうです。

あんなに嫌がっていた、痰の吸入処置も
また行ったとか・・・


今日はねむるのが怖いな。

どうか無事に朝が訪れますように。

姉が母と話ができますように、待ってあげてね!




by home-cafe | 2015-01-08 00:10 | Diary*
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